バイオリニスト「里見 紀子」さん【ワインバー・クリマ 出演ミュージシャン】

――クリマにはいつから出演されていますか? 0:20
2014年の年の瀬くらいから出演させていただいています。

――クリマへの出演のきっかけは? 0:35
クリマのオーナー島田美沙さんがメッセージをくださったのが、出演のきっかけです。いろいろな場所で、いろいろなボーカリストさんと共演する中で、目に留めていただき、ぜひ私にも出演してほしいと連絡が。それで、出演するようになりました。

――クリマでは主にどのような曲を演奏しますか? 0:57
私のレパートリーは幅広いです。クラシックをジャズにアレンジにしたものやジャズのスタンダード、ラテンバンドにいたこともあるので、ラテンの曲を演奏することもあります。ただ、私自身ワインを呑むのが好きなので、ワインに合う曲を選ぶようにしています。ワインを呑むときに聞きたい曲を演奏していますね。

――よく弦を指で弾いての演奏をされますね 1:35
そうですね。クラシックでは「ピチカート」という奏法です。通常、楽譜に指で弾くという印がないと、そういう演奏はしません。でも、ジャズは何も決まりがないので、自分がピチカートしたくなったらします(笑)。とても可愛らしい音色です。なので、私は割とピチカートを 多様するバイオリニストだと思います。

――お客様から言われて嬉しかった言葉は? 2:11
「こんな近くでバイオリンを聞いたことがない」と、よく皆さんおっしゃいます。クリマは、本当に至近距離で音楽が愉しめますよね。それで、「今までいろいろなバイオリンを聞いてきたけど、こういう感じの音色は初めて聞いた」と言われると、とても嬉しいですね。

――最近、CDを販売されたのだとか 2:37

2021年4月28日に、クラシックの弦楽四重奏の編成で、デューク・エリントン(Duke Ellington)のナンバーを取り上げた『Duke String Quartet』というCDをリリースさせていただきました。よろしければ、こちらもお聞きいただければ嬉しいです。
CDの詳細はこちら

 

――最後に、この動画をご覧の方にメッセージを 3:06
先ほどもお話しましたが、クリマなら、近い距離で生のバイオリン演奏を聞くことができます。そういう場所は、本当に少ないと思います。しかも、日本でもそんなに呑めないような美味しいワインも揃っています。ワインを呑みながら、間近で聞くバイオリンは極上です。ぜひ一度、お越しいただければ嬉しいです。直接お会いして、そして一緒にワインを呑みましょう!

バイオリニスト「里見 紀子」
https://project-nori.wixsite.com/mysite
横浜市金沢区出身。東京芸術大学 器楽科 ヴァイオリン専攻卒業。芸大在学中よりオーケストラ、スタジオワーク、劇団四季のオーケストラピットなどで活躍。このまま人が書いた曲だけを弾いて死ぬのか・・そんなのは嫌だ、自分にしかできない音楽がどこかにあるはず、と思っていた頃ジャズと出会う。

1998年ジャズの世界にも足を踏み入れ「向井滋春(tb)withジャズストリングス」「横山達治(per)バンド」伊太地山伝兵衛(vo,g)率いる「伊太地山弦楽団」のメンバーとして、また、自己のユニット「プロジェクトN.」のリーダーとしてGeneJackson(Ds)大坂昌彦(Dr)村上ポンタ秀一(Dr)中西俊博(Vln)佐山雅弘(P)と共演するなどライブシーンでも注目を浴びている。

2011年ニューヨークにて清水ひろみ(Vo)Kenny Barron(P)とレコーディング。6/25にアルバムがリリースされる。

2017年12月24日初リーダーアルバム「Project-N]をリリース。

2019年2月27日、世界初バイオリンによる「A Love Supreme(至上の愛)」をリリース。2019年ジャズジャパンアワード高音質ソフト賞を受賞。

2021年4月28日Duke Ellingtonのナンバーを弦楽四重奏にアレンジしたCD「Duke String Quartet」をリリース。
日本で数少ないジャズヴァイオリン教師として後進の育成にも力を注いでいる。CM作曲家として「日本ハム」「ロッテチョコパイ」「養命酒」等を手掛けACC賞を受賞。
ストリングスアレンジャーとしてm-flo,TOKU等の楽曲に参加。好評を博す。

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